1) リャンメンで待て

役とか無視で両面率80%で打て!

  


特にこの二つの形は大事!

(1巻 1話目:幸せの形)
一話目だけあって、まさに麻雀の基本の戦略。
確かにネット麻雀の上級者は両面テンパイ率が高い傾向にある。
ちなみに、ミーコは両面を「幸せの形なのね!」と納得し馬鹿勝ちをする。波溜は「幸せの形」を積み重ねなかった自分の過去を振り返り、新たに麻雀プロ人生をやり直す決意をする。
ちなみにリャンメンとノベタンは全然違う(待ちの広さが違う)。
あと、JMPに続く坂の名前は「直向坂(ひたむきさか)」で商店街の名前は「有縁横丁(ありえんよこちょう)」。



2) 先形 良形 高得点

「先形 良形 高得点」 これらの2つがそろったら押せ!
「後手 悪形 安手」 これらの2つがそろったら引け!

(ただし,「順風状態」のときはGo!)


(1巻 2話目:押し引きの条件)
麻雀の真髄ともいえる押し引きを物凄く簡単に示した。
波溜によると「順風状態」では条件が揃わなくても押してもよい。
(このへんが少しオカルトシステムっぽい?!)
ただし後述するが、ネット麻雀では安手のときだけ引く。
この回がBAR「偽りの愛」初登場である(ただし、マスターはまだ出てこない)。



3) 弱い部分をフォローしろ


「弱いところをフォローして、強いところはフォローいらず」

  


リャンメンよりカンチャンが弱いので,3や6より三や五の方がフォローが必要.


  

打Cとはしないで,打三とする.


  

3面待ちは強いので,打Cとする.


特例    
 ツモ

イーシャンテンは両面+タテフォローの強者コンボで,打3とする.
打二の場合:両面テンパイの枚数=18枚
打3の場合:両面テンパイの枚数=22枚

(1巻 3話目:弱い部分)
麻雀も人生も弱い所にフォローが必要。
ただし、イーシャンテンのときは弱いところは切り捨てるべし。
まさに、麻雀は社会の縮図である。
ちなみに我鷹は脂身の少ないカルビがお好み。



4) 遠くて安い鳴きはタブー

  

二,五から仕掛けるのはダメ.2,BのポンやCのチーから.

鳴きの基本は,愚形さばきの良形残し.
鳴きの肝は,早いか高いかである.
「遠くて安い鳴き」は麻雀のタブーランキング2位.


  

八を鳴いてしまうと、三色が消える(安い鳴き)のでNG.


    
  ドラ

3を鳴いてしまうと、テンパイチャンスが少なくなる(遠い鳴き)なのでNG.
鳴く前の待ち牌:1、2、4、7、發、四、七
鳴いた後の待ち牌:1、4、7
ちなみに、緑一色にはならない。



(1巻 4話目:キリングミーソフトリー)

高めがあるのに関わらず安い方を確定させたり、シャンテン数や待ち牌を落としたりする鳴きはダメ。



5) 現物0か1ならまっすぐ

リーチに対して現物が0か1枚しかないなら自分の都合で打ってよし.
もし一枚しかない現物で一巡回したとしても、次に危険牌を打つことになる.
ただし,脇が危険牌を通してきたら,リーチの現物は危険になる.


(1巻 5話目:届かない教え)

非常にシンプルなディフェンス方法。
なんで2枚なのかはわからないが、確かに2巡ぐらい回してると他家が危険牌を通したり、場に動きがあることがよくある。
ちなみに「BUTAR SAX COFFEE」初登場。



6) リーチ・ホンイツ・クイタン

基本3役
リーチ・ホンイツ・クイタンがポイントゲッター.
他の役はただのオマケ.

リーチ:あがりやすい場所を探す
クイタン:さらすメンツはできるだけひとつ


(1巻 7話目:存在する役)
麻雀の手役の主役。
クイタンがない麻雀は麻雀じゃないと思うわけですよ!
あと、女子プロに向かって「殺すぞ」「犯すぞ」とか言い放つ我鷹は、ホントに片山先生の作品の中では最高の悪役のキャラです。



7) トイトイ・チートイ

@) シュンツ形・トイツ形の分岐点
3トイツ・4トイツになったらタテヨコどちらに伸びたらうれしいか考える.

  

發が重なったらうれしいので,重なってもうれしくない6,5を切っていく.

A)トイトイ・チートイの分岐点
「トイトイの条件」
A-ファン牌があること
B-3〜7のトイツが2組以下(絞らない相手にも有効)

チートイ中にアンコになったら死にトイツがないかぎり四暗刻を目指す(ただし,鳴いてトイトイ三暗刻にしてもよい)

また,AABBとあったらAからでも鳴く(壁になるから)

「チートイの条件」
ペンチャンやカンチャンのリャンペーコーは追わない


(1巻 8話目:トイツのY字路)、(3巻 26話目:言った言ってない)(3巻 27話目:IKKI2)
つまり、リャンメン+リャンメンの形がより大事ということだろうか。

ペンチャン牌で作っても嬉しくないからなぁ。



8) 牌をこぼすな

牌をこぼすことは負い目。
負い目は負けの目。それをなくしていくことが大事。

(1巻 9話目:寧香 満点以上)
自動卓の牌はどうしてもクルってなるよね。



9) リャンカンよりアンコ
イーシャンテンのとき,アンコは切らない.

  

打8

  

打B

  
  ツモ

打二
リャンカンのままだと、待ちは三と五(8枚)。
打二にしておくと、DとGと四と五(11枚)。
また、ソーズを先に引いても3面チャンでリーチを打てる。

(2巻 10話目:リャンカン愛してる)
アンコは、色々変化する可能性がある部分だから崩さない。
この回でミーコは九連を見逃してるが、。



10) カンチャンよりもシャボ

リャンメンへの変化はシャボの方がカンチャンより多い.

  

打4なら,リャンメン変化は5のみ.
打2なら,リャンメン変化は5689の4種類.

ただし,シャボが端牌ならカンチャンが有利.


(2巻 11話目:オールドファッションセオリー)
モロ引っ掛けはマナー違反。そう思ってた時期がありました。

あと、片山先生が書くラブホはなんか古め。










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